怖かった

今日は珍しく暇だったので 午前中に仕事をほぼ終わらせて、午後からは機械の整備。

これが 重量級の研磨機械、X軸の動きが悪く 送りネジ壊す前にメンテ

がっつり重いので躊躇していましたが、放っとけば壊れるし やるしかないので渋々 
作業テーブルですが推定重量200kを機械から取外し 摩耗して消えた「キサゲ」を掛けて組み立てるだけですが…。

この作業 トラブル続きで まず

ほぼ分解して 調子の悪い作業テーブルの取外し 釣りフック作って チェーンブロクにワイヤー掛けて軽く持ち上げただけで 壊れてしまった。

次にロープ掛けて持ち上げて移動してたら、ロープが切れて テーブルが落下 もしもの事を考えて安全な場所で作業してたので助かったが 作業しやすい場所に居たら 間違いなく骨折&挟まれて動けなくなったろう 冷汗。
怪我しなくて良かったが…

落下したまま、キサゲ作業 専用の道具なんて持ってないが 薄い鋼を刃にしてキサゲ この作業に90分 さてここからが問題 ひっくり返ったテーブルを元の状態に組み付ける作業

重量があるので、簡単な作業もチェーンブロックがないと出来ない 1時間以上掛かって やっと機械に組み付ける一歩手前まで 
組み付けが大問題 釣っては居るが位置が大きく違う 安全な場所に居ては力が足りないので 落下しない事を祈りつつ 超危険な場所でテーブルをグッと押して元の鞘に。

落下事故の損害 Y軸のハンドルが粉砕 X軸送りネジが傷つき曲がってしまっている 他は未だ判らないが 今日はここ迄。

キサゲ 機械の精度を出すために手作業で修正する作業と油膜保持の役割があります 職人技で 修理の専門の技術者でも出来るような作業ではありません 今回 道具もテクもない状態で精度なんて出せる訳ない、油膜保持が目的  
普通なら専門の工場に機械送って調整してもらう作業ですが、機械本体600kぐらいあるので 移動だけでも大変だし 費用だって数十万では済まない可能性がある。

キサゲ作業と落ちたテーブル
なんとか元の場所に

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